BOYA Notra私には不向きでした

AIボイスレコーダーのBOYA Notraは、私のような思考や志向を持つ人間には不向きであると感じましたので、情報を共有します。このデバイスの良い面は多くのブログやYouTubeで語り尽くされているため、ここでは私が想定していた用途と、実際に使ってみてがっかりした点、つまりネガティブな側面を中心に書いていこうと思います。

ネガティブな側面と言っても、私が勝手に「こんな使い方ができたらいいな」と考えていただけのことです。そもそも私の使い方がメーカーの想定とは異なっているため、「買うものを間違えている」と言われるかもしれませんが、私と同じような視点で検討している方もいると思い、掲載することにしました。

このようなケースには不向き

製品紹介にしっかり「このようなケースには不向き」と以下のように書いてあり、ちゃんと読まなかった私が悪かったと反省しております。

  1. オンライン/ローカルでのAI文字起こしが必要な場合
  2. 機密性の高いを扱う場合
  3. 高音質指向性マイクとしての性能を求める場合

1.オンライン/ローカルでのAI文字起こしが必要な場合

このデバイスは、スマホ完結ですべてお任せという「手放し運転志向」の人には非常に完成度の高いツールです。しかし、私のように「優秀なボイスレコーダー」として高音質なデータを手元で管理し、用途によっては自分の好きなAI(GeminiやCopilot、ChatGPTなど)にファイルを投げたいという「マニュアル志向」を少しでもで考えている人には、不向きな点が目立ちます。

例えばファイル形式とデータの取り出し方です。
スペック表には「MP3」と記載されていたのですが、実際に本体からUSBケーブル接続でPCへ取り出そうとすると、バカでかいWAV形式のファイルになります。今の時代に、なぜサイズが膨らむWAVなのかと疑問を感じました。

今後はWAVファイルをMP3に変換後、用途に合わせ自分の好きなAIやプロンプトを指定して使っていこうと思っています。

2.機密性の高いを扱う場合

「機密性の高いを扱う場合」とは変な日本語ですが、そう書いてあるので転記しています。データ管理がAWS(Amazon Web Services)で行われる点も、人によっては懸念材料です。私はデータをオンラインに上げたくはなく、ローカル(本体やスマホ内)だけで完結させたいのですが、この製品はクラウド利用を前提とした設計になっているようです。(クラウド利用しない設定もあります。)

3.高音質指向性マイクとしての性能を求める場合

私のこの製品の魅力は「10m先の音声まで拾える」という点でした。他社製品が5m程度を限界とするなか、10mを謳うのは非常に強力です。実際のレビューでも「遠くの音が取れている」という評価があり、私もそこに期待しました。

しかし、実際に使ってわかったのは、この「クリアな集音」はあくまで「AIが文字認識しやすくするための処理」が前提だということです。人が聞いて音質が良いという事では無いようです。ノイズキャンセリングやエンハンス機能で人の声を鮮明にするとされていますが、書き出された生の音声ファイルを聞くと、音質自体は決して良くありません。AIが音声認識しやすい音質であれば良い作りのようで、録音データそのものを人間が聞く高音質で残したい人には不向きです。なので「指向性」は置いておいて「高音質マイクとしての性能を求める場合」は確かに不向きでした。

BOYA Notraを使い続けます

メーカーが謳っている以上3点の「このようなケースには不向き」に私はバッチリ当たってしまいましたが、以下気に入っているので使い続けようと思っています。

  • 非常に小さいのでどこにでも持っていける
  • 威圧感がない形なので会議で机に置いても「録音されている」恐怖感が少ない
  • シンプル操作でボタン1発ですぐ録音
  • ポケットに入れても良く録音が出来るのでライフロガーとして使える

以上