動画の無音部分を自動的にカットauto-editorの使い方
動画編集で時間がかかる作業の一つといえば、話し始めの「間」や無音部分をカットする作業ではないでしょうか。1つずつ手動でカットしていくのは非常に手間がかかり、根気のいる作業です。動画の無音部分を自動でカットしてくれる便利なツールが「auto-editor(オートエディター)」です。
動画編集ソフトに動画を取り込む前に前処理としてauto-editorを通すだけで、無駄な余白や無音時間を一括で削除可能です。
動画音声が小さい場合や背景音がうるさい場合は期待通りの動きにならない場合がありますが、自宅でマイクで話している場合は上手く機能すると思います。
導入手順
auto-editorの導入は、プログラムをダウンロードして使いやすいフォルダに配置するだけで完了します。配布ページはhttps://github.com/WyattBlue/auto-editor/releasesです。
- プログラムのダウンロード
配布ページの「Assets」から、お使いのOS(Windows、Mac、Linux)に合ったプログラムをダウンロードします。
※Windowsの場合は「auto-editor-windows-x86_64.exe」を選択します。 - 専用フォルダの作成
通常は「ダウンロード」フォルダに保存されますが、そのままだと使い勝手が悪いため、移動させます。「ドキュメント」フォルダ内などに新規作成で「Auto-editor」という名前のフォルダを作成してください。 - ファイルの移動と名前の変更
ダウンロードしたプログラムを今作成した「auto-editor」フォルダへ移動させます。そのままだとファイル名が長いため、右クリックのメニューから「名前の変更」を選び、auto-editor.exeなどの短く扱いやすい名称に変更しておきます。
操作例
auto-editorはターミナル(コマンドプロンプトやPowerShell)からコマンドを入力して実行します。「Tab」キーを使った補完機能を活用すれば、難しい入力なしで簡単に操作できます。
- 動画ファイルの配置
処理したい動画ファイルを、先ほど作成した「auto-editor」フォルダ内に配置します。 - ターミナルを開く
auto-editorフォルダを開いた状態で、何もない場所を右クリックし、「ターミナルで開く」を選択してターミナル画面を表示させます。 - コマンドの入力と補完
- プログラム名を入力します。
auと打って「Tab」キーを押すと、プログラムのフルスペルが自動補完されます。 - 続けてスペースを空け、処理したいファイル名の先頭数文字を入力して「Tab」キーを押すと、ファイル名が自動補完されます。
- プログラム名を入力します。
- 処理の実行
「Enter」キーを押すと無音カットの処理が始まります。処理が完了すると、フォルダ内に無音カット済みの新しい動画ファイルが生成されます。
ブツブツ切れる場合の対処法
元の動画の音声が小さかったすると、必要な発話部分まで無音とみなされ、音声がブツブツと途切れてしまうことがあります。そのような場合は「audio:threshold」オプションを用い閾値を調整します。
c:\auto-editor>auto-editor.exe sample.mp4 --edit audio:threshold=1%
- 閾値の値を 1% から 2%、3% と徐々に上げて調整します。
- 値を変更して処理を実行したら、実際に動画を再生して音の切れ具合を確認します。
- 自然な聞こえ方になる「ちょうどいい値」が見つかるまで、少しずつパーセンテージを上げて調整を行ってください。

